TGS2007にて、試遊台で遊べます。

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 初めまして、主にエフェクト関係を担当していたプログラマー「A」です。

 開発を終えてみて思いましたが、Xbox 360は良いハードだと思います。開発環境の構築が他のプラットフォームと比べて楽ですし、DirectXベースなので参考資料がたくさんあります。苦労はあったものの、機会があればまた触ってみたいものです。

 そんなXbox 360ですが、初代開発機の頃は今のすっきりしたボディから想像できないくらい銀色でごついものでした。ええ、もちろんM○Cではありません(笑)。結構重いので、箱への出し入れに一苦労したころが懐かしく思えます。
 マルチコアでのプログラム経験が無かったため、Xbox 360のマルチコア環境での開発は大変でした。
 同時に処理が進行するため、意外なところで停止したり、停止したときの原因究明と対策には特に苦労した覚えがあります。また、最初の設計段階で並列処理をきちんと意識して作っていかないといけないことを今回は痛感させられました。
 他にも使おうとしていたミドルウェアが急遽使えなくなるアクシデントもありました。他のスタッフの「呪われている」といった台詞も、あながち嘘じゃないような気もします。その時は、まだ手を付けていなかったのが不幸中の幸いでした。


 それはそうとしてこのゲームですが、割と仲間が死んだことに気付かない瞬間があります。例えば雪中のステージで雪の中に死亡した仲間が埋もれてしまう と、つい忘れがちになることも......私も一度経験しました、はい。デザイナーのMさんの一言が無ければ、取り返しのつかないことになるところでした。ユー ザーの皆様は、ステージ終了前のメンバー確認はお忘れなく。

 一方、話は変わってプレイする際にお勧めの武器は「地雷」です。このゲームでは対人地雷、対戦車地雷、C4と3種の設置系兵器が登場しますが、いったん 次のステージに入って敵の配置を覚えておく→リスタートしてやり直し→敵の出現ポイントに地雷を設置しておけば、敵が出現したところを一網打尽に出来ま す。
 あの爽快感を知ってしまうと、もうやめられません。ただし、逃げ遅れた仲間ごと吹き飛ばしていたのは内緒です......。

 近頃、近所のソフト屋で『Operation Darkness』の予約告知用パッケージを見かけました。色々とありましたが、こうして形になっているのを見ると、今までの苦労を忘れさせてくれるくらい感慨深いものがあります。
 ところで今日から東京ゲームショー2007ですが、Microsoftのブースにて試遊台が2台展示されているので、一般日に来場されるユーザーの皆様方はぜひ遊んでみてください。

 それでは皆様、『Operation Darkness』を宜しくお願いいたします。

2008年2月

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このページは、KKが2007年9月20日 00:00に書いたブログ記事です。

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