重箱の隅: 2011年12月アーカイブ

MSNF重箱の隅・その4

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 ブログ担当です。第四回目をお送りします。
 この「MSNF重箱の隅」では、『メタルサーガ・ニューフロンティア』の設定面に関する質問に企画担当がお答えしていきます。

※これらの設定は全て『メタルサーガ・ニューフロンティア』におけるものです。

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Q14:『忍びの里』の設定を教えてください。(地形やトーテムポールについても)
A14:この世に神が居るならば、『忍びの里』の地形については、まさに神の業と言うことができるでしょう。

 からくり半蔵に代表される謎のニンジャマシーンが、いつ、誰によって、何のために生み出されたのか? これらについてはよく分かっていません。使用されているテクノロジーや武装から判断すると、「大破壊」の前後に開発された人型の機動兵器であろうと推測されます。

『忍びの里』はニンジャマシーンの中でもカスタマイズされた機体が徘徊している場所ですが、一説によると機体のテストを行っていた場所と言われています。
 ただしこの説では一機ずつ別の場所にあることに適切な説明ができません。

 そこで一歩進めて、『忍びの里』はハンターオフィスの「チャレンジ賞金首」と同様の技術が使われた仮想現実空間ではないか? とする説もあるようです。この場合「転移忍法帖」がその空間にアクセスするためのデバイスということになります。
 この説にのっとれば、明らかにニンジャマシーンの顔を意識した地形にも説明がつきます。

 トーテムポールの謎は残りますが、「大破壊前に存在したテレビゲームで、トーテムポールのような物によってワープするものがあった」という証言もあり、それをオマージュした『忍びの里』開発者のお遊びであるという説がある模様です。

 ですがこの説にも欠陥があります。仮想空間であるとすれば、『忍びの里』で入手した物品を現実世界に持ち込めることに説明がつかないのです。(「チャレンジ賞金首」のドロップ品は、ハンターオフィスが用意しています)
 またトーテムポールは『忍びの里』以外の場所でも存在が確認されており、上述の説に矛盾します。

 以上のことから「『忍びの里』はこの世界の何処かに存在する現実の場所であるが、詳細に関しては未だ不明」というところで落ち着いているようです。

 トーテムポールについては「何者かが設置して回っているのではないか。ただし、誰が何のためにやっているかは不明」という説が有力視されていますが、「ある日突然カンパニーの敷地内に現れ、いつの間にか消えていた」「不要な物を売り払ってくれた」「変形して人型になった」「飛んだ」「ヤツは鳥か!?」「中から女の子が出てきた」「いやあれは男の子だ」「かわいかったからどっちでもいい」等の証言もあり、その正体を探ることはまだまだ難しそうです。

Q15:『三能薬』は座薬なんでしょうか?
A15:はい。

Q16:GORO'sはモンスターリストでは人型モンスターに分類されていますが、バイオ技術の産物のモンスターなのでしょうか。
A16:基本的に人間ですが、『ごろマザー』はBG研究所で生み出された人造生命体です。
 また『インファントマザー』と『ヤングマザー』は『真・ごろマザー』のクローン体になります。

 GORO'sについては、過去の記事に設定メモがありますので、併せて参照してください。

「GORO's」について:企画担当のメモより抜粋&編集 - メタルチーム・コメント
http://www.success-corp.co.jp/blog/metalsaga/2010/11/goros.html

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 今回は以上となります。
 設定やゲーム内のネタ等で触れて欲しいようなことがありましたら、Twitterの「ごろカルテット(http://twitter.com/metalsaga_mapp)」宛にお寄せください。(その方が早いようです)
 その際は、取りこぼしを防ぐためにダイレクトメッセージにてお願いします。

 それでは。

MSNF重箱の隅・その3

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 ブログ担当です。
 おかげさまで第三回! この「MSNF重箱の隅」では、『メタルサーガ・ニューフロンティア』の設定面に関する質問に企画担当がお答えしていきます。

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Q9:人類海軍ビルの設定を教えてください
A9:「大破壊」以前に存在した『統合軍(国際組織の軍事部門)』、その中でも海軍が使用していた建物です。

 本来ならば「統合海軍ビル」なのでしょうが、大破壊の際の人類vsモンスターという図式により、各軍は「人類×軍(陸・空・海・その他)」と呼ばれるようになりました。その名残だと言われています。

 ここで拾えるアイテムに『人類海軍装備箱』というものがありますが、防具が出てくると『UNMC××』という名前になっています。これは『United Nations Marine Corps』の略であり、正確には海軍ではなく「海兵隊」の装備となります。(このことから、その海兵隊は海軍麾下にあったのではないか、と考えることができます)

 トコナツ地方の人類海軍は、巨大無人行動戦艦『摩伽羅』の建造に関わっていました。これはPS2版『メタルサーガ ~砂塵の鎖~』に登場する地上戦艦『ティアマット』と関連したプロジェクトです。

 どちらも大破壊の際に暴走し人類に反旗を翻すことになりましたが、これに関しては「大破壊以前の超兵器開発事案は、全て何者かによって仕組まれていたのではないか」とする説もあるようです。

Q10:要塞島の設定を教えてください
A10:「大破壊」以前に存在した、巨大な島ひとつを丸ごと要塞としたものです。
 大破壊直前の時点で既に遺跡扱いをされていた古い施設で、近代的な設備は殆どありませんでしたが、それゆえに大破壊時に発生したコンピュータ・ネットワークの混乱とはほぼ無縁でいることができました。

 しばらくは人類の拠点として機能していましたが、抵抗むなしくモンスターによって敗北。
 その後、長い時を経てGORO'sたちによって占拠され、彼らの最大の拠点となり今に至ります。

 ちなみに要塞島の正面入り口にあたる『フォート・ポート』は、GORO's相手に商売をするトレーダーたちによって街の機能を取り戻しました。

Q11:月影60ビル設定を教えてください
A11:比較的新しめの建造物で、ハンターオフィスの「チャレンジ賞金首」に使用されているモンスターシミュレーションに酷似した施設を備えています。この事からモンスターの研究がされていた可能性が高いとされていますが、誰が、何を目的としていたかは不明です。

Q12:空中にいるモンスターに対してはどうやって戦車のブレードを当てているのでしょうか
A12:根性とか愛とか、そういう何かだと思います。もしくは射撃がヒットすると地上付近に一旦落ちてくるので、そこを狙ってダメージアップ! とか書くとアクションゲームの攻略法っぽくていいですね。

 真面目に回答すると仕様を変更したい気持ちになる可能性が高いので、とりあえず保留とさせてください。
 変更すること自体はそう難しくないと思いますが......。

Q13:戦車技術の復活に邁進する謎の企業、撒菱重工の設定をを教えてください
A13:社長にして一線級の技術者・撒菱文造(まきびし・ふみぞう)率いる少数精鋭の技術者集団です。

 三度のメシより戦車が好きで、機械いじり一筋のボルト・アンド・ナット・ガイだった先代の撒菱文次郎(まきびし・ふみじろう)とその仲間たちの薫陶を受けて育った文造は、やはり三度のメシより戦車が好きな機械いじり一筋のボルト・アンド・ナット・ガイに育ちました。

 父の死後、自分たちの技術を世のため人のために役立てることは出来ないかと考えた文造は、文次郎の趣味的工房の側面が強かった『マキビシ・ガレージ』を『撒菱重工』とあらため、戦車のレストア・修理、および大破壊以前の戦車関連技術の復活に、今まで以上の心血を注ぐ事を誓ったのです。

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 今回は以上となります。
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 その際は、取りこぼしを防ぐためにダイレクトメッセージにてお願いします。

 それでは。

※これらの設定は全て『メタルサーガ・ニューフロンティア』におけるものです。

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