ブログ管理者: 2012年1月アーカイブ

いまさら聞けない「ドラコレ」(3)

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こんにちは、株式会社サクセス マーケティング担当のと申します。

本企画は、「ソーシャルゲーム虎の巻」ということで
これからソーシャルゲームを作成したいとお考えの企業、あるいは個人の皆様に向けて、
ゲーム開発のノウハウや、運営の方法論、裏話、いろいろお役に立つ情報を、
ご提供していこうと考えています。

第14弾の「ひつじ村の海外展開」に続きまして、
第15弾は、 「いまさら聞けないドラコレ」
というテーマで、3回に分けて、お話ししていきます。



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第3回目のテーマは、

「ドラコレのユーザーって?」

についてです。


☆いつ遊んでるのか?


ドラコレのプレイスタイルは、

 「通勤」
 「通学」
 「休憩時間」
 「●●しながら」

 つまり、片手間でプレイしています。

 TVゲームのように、画面に集中する必要はありません。

 したがって、ボタンを1個押すだけのインターフェースデザインとなっています。
 


☆1プレイは5分以内


いわゆるタメを作ってはいけません。

ボタンを押したらすぐに結果を表示させてあげる必要があります。

迷わせてはダメ。1本道でもいいんです。

とにかく、5分以内に、達成感、爽快感をできるだけ多く与えることが必要です。



☆初心者の間はお金を使いません!

「回復薬」の課金がある意味、課金の軸なのですが、
いきなり使うユーザはあまりいません。

1:開始直後

チュートリアルの報酬
レベルアップによる体力回復

 → 絶え間なくプレイ可能なので、回復薬は買わなくても遊べます。

2:開始から半月~1ヶ月

レベルアップによる体力回復
ボスバトルの報酬

 → ストレスなくプレイ可能。

3:開始から1ヶ月経過

レベルアップによる体力回復
ボスバトルの報酬 では間に合わない!

 → 回復による時短ができなかったストレスで
  我慢できずに課金してしまう。

ようは、はまったらお金を自然に使うようになるというしくみです。
(一度課金すると、とめどないようです。)



今回は、以上で終了です。

ご意見、ご質問などは、こちら(フォーム)から、お願いいたします。

※ご意見、ご質問の本文内に、「いまさら聞けないドラコレ(3)」について
と、記入いただけるとうれしいです。

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突然ですが、「ソーシャルゲーム虎の巻」は、内容のさらなる充実のため
今回でいったんお休みし、充電期間に入ることになりました。

再開する日をお楽しみに!!  ではまた。


























いまさら聞けない「ドラコレ」(2)

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こんにちは、株式会社サクセス マーケティング担当のと申します。

本企画は、「ソーシャルゲーム虎の巻」ということで
これからソーシャルゲームを作成したいとお考えの企業、あるいは個人の皆様に向けて、
ゲーム開発のノウハウや、運営の方法論、裏話、いろいろお役に立つ情報を、
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第14弾の「ひつじ村の海外展開」に続きまして、
第15弾は、 「いまさら聞けないドラコレ」
というテーマで、3回に分けて、お話ししていきます。



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第2回目のテーマは、

「ドラコレのマネタイズ」

についてです。


☆課金軸は意外とシンプル!
 「回復薬」と「がちゃ」の2つ!



ドラコレ」にはいろんなアイテムがありますが、
すべての機能が以下の2つのアイテムにたどり着くように設計されているようです。

「回復薬」

 体力が全回復できるアイテムです。(100円)
 
 体力は3分で1回復するので、時間がある人は「回復薬」を買わないでも
 ゲームができます。

 しかし、イベントの期間内にアイテムをコンプリートしたい時や
 秘宝があと1個でそろう時、ゲームをやめると、他のユーザに取られてしまい、
 はじめからやり直し!などのシチュエーションを創出し、
 思わず買ってしまうように誘導しているようです。

「カードがちゃ」

 300円から999円のがちゃです。

 他に、
 罠をしかける罠がちゃ(100円)や、
 カードの上限をアップできるモンスバコ(月に100円) などがあります。

 上記2つの有料アイテムに、導線が貼られているのがすばらしいところです。
 

☆飽きさせない「イベント」



「ドラゴンコレクション」の後に、模倣したゲームが数たくさんリリースされていますが

いまだに「ドラコレ」は会員数が500万人もあるメガヒットゲームです。


そのこころは、


「イベント」で、他社ゲームの良いところを、「ドラコレ」アレンジを施し、

昇華しているからです。


集団で戦う「ドリランド」的な要素などを
「ドラコレ」では、イベントに入れてきています。

なので、ユーザは飽きないようになっており、
その「イベント」のために、

「回復薬」や「がちゃ」を回す構造になっています。

イベント自体は無料で参加できますが、
上級者になればなるほど、課金したくなるようになっています。
(もちろん初心者もイベントに参加できますが、初心者は、無料でも遊べてしまうバランスです。)


今回は、以上で終了です。

ご意見、ご質問などは、こちら(フォーム)から、お願いいたします。

※ご意見、ご質問の本文内に、「いまさら聞けないドラコレ(2)」について
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ではまた。


























いまさら聞けない「ドラコレ」(1)

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こんにちは、株式会社サクセス マーケティング担当のと申します。

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第1回目のテーマは、

「カードゲームの鉄板」

についてです。


☆2011年は「ドラコレ」!!


ドラコレ」とは、2011年最も流行ったであろうコナミさん作成の
カードゲームです。(GREEで運営されています。)
正式タイトルは「ドラゴンコレクション」で、
なんと500万人の会員がいるそうです。

辰(龍)年の2012年も「ドラコレ」の年になるか??

ソーシャルゲーム業界では、「ドラコレクローン」なる言葉もあり、
流行ってる「ドラコレ」を模倣したゲームが山のようにリリースされているようです。

でも、なかなか本家本元の「ドラコレ」を凌駕するようなゲームはまだ出ていないようです。
(サクセスでも当然、研究中ですが)

その「ドラコレ」のヒットの秘密を独断と偏見で、解説してみたいと思います。



☆「ドラコレ」とは、こんなゲーム



「ドラゴンコレクション」を(Wiki的に)定義つけると、


各エリアごとの「クエスト」や「ボス戦」をクリアしながら
手持ちのモンスターカードを強化していくことで、
最強のドラゴンマスターを目指していくカードゲーム。


<クエスト>
体力を消費して経験値やゲーム内通貨を貯めていく中で
モンスターカードや秘宝を手に入れることがあります。
秘宝を揃えると、強力なドラゴンカードを手に入れることができたりします。

ボス戦
エリアごとに出没し、ボスを倒すと次のエリアに行けるようになります。
違う属性の仲間のリーダーモンスターを2人「助っ人」として呼び出すことができます。
(自分と合わせて3人でボス戦に挑みます。)

バトル
他のユーザーにバトルを仕掛けて秘宝を奪うことができます。
仕掛ける時は攻撃魔力が必要、仕掛けられる時は防護魔力が必要です。

合成
ジェニー(ゲーム内通貨)を使ってカードを合成することで、モンスターを強くすることができます。
ベースモンスターに成長値が貯まり、素材のモンスターは消えてなくなります。

ガチャ
モンスターを手に入れることができる。
1日1回、ポイントを使って無料でできるガチャがあります。
有料ガチャはレアアイテムが出やすかったり、オマケがついてたりします。
友情ポイントを使って無料でガチャを引くこともできます。
※友情ポイントは「ガッツ(ともだちへのあいさつ)」などで貯まります。


☆カードゲームの鉄板が入ってます!

「ドラコレ」にはカードゲームの鉄板といえる

「クエスト」「バトル」「がちゃ」「合成」の4つの要素が入ってます。


1:「クエスト」

 ボタンを押したらすぐ結果。(タメが無く、むっちゃ結果が出るのが早いです。)
 2回に1回はカードゲット!


 →鉄板ポイント

  わかりやすく、ポジティブな変化を絶え間なく与えます。

 

2:「バトル」 
 秘宝は基本的に「クエスト」で入手しますが、
 「バトル」で奪わないと、手に入らない秘宝もあります。
 特技を覚えると、バトルが楽しくなります。
 仲間がいると、秘宝の奪取を依頼できます。

 →鉄板ポイント

  「バトル」に助け合いというソーシャル要素を入れています。


3:「がちゃ」

 モンスダス 1日1回無料がちゃ

 モンスダスG 有料がちゃ 300円~999円(おまけ付き)

 モンスダスX チケットがちゃ(ゲーム内の褒賞でもらえる)


 →鉄板ポイント

  イベント連動(期間限定)の有料がちゃが多く、思わず買ってしまいます。
  有料ガチャでも出ないカードが無料ガチャで出ることもあります。

  (無料ユーザの定着率を上げ、ゲームの活性化を狙ってるのでしょう。)


  友達へのガッツ(あいさつ)で貯めた友情ポイントで回すがちゃもあり、
  コミュニティ活性化も狙っています。


4:「合成」

 基本合成 初心者でもわかりやすくカードを強化できます。
 特技合成 ベースカードの特技レベルが上がります。(上級者向け)

 進化合成 レアカードの特定の組み合わせでレアリティが上がります。(超上級者向け)


 →鉄板ポイント

  初心者から上級者まで間口を広く対応し、それでいて、奥深さをも感じさせます。



今回は、以上で終了です。

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