ゲームプログラマになるには?(その2)

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こんにちは、株式会社サクセス ゲームプログラム担当のと申します。

本企画は、「ソーシャルゲーム虎の巻」ということで
これからソーシャルゲームを作成したいとお考えの企業、あるいは個人の皆様に向けて、
ゲーム開発のノウハウや、運営の方法論、裏話、いろいろお役に立つ情報を、
ご提供していこうと考えています。

第4弾の「サウンドクリエイターになるには?」に続きまして、
第5弾は、 「ゲームプログラマになるには?」
というテーマで、全3回に分けてお話ししていきます。(今回は2回目です。)



↑↑ いいね!ボタンを押していただければとってもうれしいです。

第2回目の今回は、

「開発言語あれこれ」「プログラマの醍醐味」

についてお話します。


「開発言語あれこれ」



☆ジャンルごとの主な開発言語

前回、ゲームのジャンルを以下のように分けてみました。

「コンシューマゲーム」(昔からのテレビにつなぐ、家庭用ゲームや、携帯用ゲーム)

「アーケードゲーム」(ゲームセンターのゲーム)

「端末ネイティブ型ゲーム」
(PCやフューチャーフォン、スマートフォンなどにインストールして遊ぶゲーム)

「WEBゲーム」(WEBブラウザで遊ぶゲーム)

「SNSアプリ」
(ソーシャルネットワークを活かしたアプリケーション)



上記の中で「コンシューマゲーム」「アーケードゲーム」に関しては、

C++ を使用することが多いです。


一方、「WEBゲーム」「SNSアプリ」に関しては、

Java、PHP、SQL、ActionScript、JavaScript(JQuery)、Ruby、HTML、CSS

といった多彩な言語を使い分ける必要が出てきます。


・C++
シープラスプラス 汎用プログラミング言語のひとつ

・Java
オブジェクト指向のプログラミング言語

・PHP
PHP:Hypertext Preprocessor
動的にWEBページを生成するWEBサーバの拡張機能のひとつ。
また、そこで使われるスクリプト言語

・SQL
Structured Query Language
リレーショナルデータベースの操作を行うための言語のひとつ

・ActionScript

WEB向けアニメーションツール Flash に内蔵されている
コンテンツの再生制御などを行うためのスクリプト言語

・JavaScript

Sun Microsystem社とNetscape Communications社が開発した
WEBブラウザなどでの利用に適したスクリプト言語

・JQuery

Javascriptのコーディングを支援するライブラリ

・Ruby
日本製のオープンソースの動的なプログラミング言語

・HTML
HyperText Markup Language
WEBページを記述するためのマークアップ言語

・CSS
Cascading Style Sheets
HTMLやXMLの要素をどのように表示するかを指示する仕様


「プログラマの醍醐味」


☆プログラマの醍醐味
やはり何も無いところから、自分が思い描いた「モノ」が、「形」となって動き出すことに
喜びを感じる人が多いんじゃないでしょうか?

また、最近では、コードの変更が、そのまま売上の向上に"リアルタイム"に
影響することに醍醐味を感じるプログラマもいるようです。
これは、SNSアプリのタイトルを開発している方に多いようです。

☆苦労しないプログラムは無い!

今まで、苦労したプログラムは何かな?と考えた時、

「苦労しなかったことは無い」と言えます。

ゲームというのは、総合的な芸術であり、様々なプロフェッショナルが制作にかかわります。
その中核の工程として、「企画」を、「グラフィック」「サウンド」「プログラム」により、
組み上げる作業があります。
この工程の最後で、プログラマが全てのデータを取り仕切って、仕上げを行わなくてはいけません。

お仕事にはスケジュールが必ずあり、納期があります。
もちろん納期に間に合わすためみんなが一丸となって作業します。
ですが、最終段階ではそこに至るまでに発生した「しわよせ」(しあわせだといいんですけどね!)が、
どうしてもプログラマに降りかかってきてしまいます。

ですので、プログラムのお仕事は、どんな状況においても臨機応変に対応できる
フレキシブルな力が必要になります。

私も新人のころはすごく苦労しましたが、
今では、いずれくる「困難」を予測して、最善な方法を取れるようになりました。

言葉を換えると、

「毎回新しいこと(困難)」をいかに上手に乗り越えることができるか、
それらを楽しめることができるかが、
一人前のプログラマとしてのスキルとなってくるのではないでしょうか。

プログラマとは、
「苦労を通じて、自分が成長するのが実感できる」職業なのです。

さて、今回はここまでです。
如何でしたでしょうか。

次回(3回め:最終回)は、

「タイトル完成時」「プログラマを目指す人に」

についてお話したいと思います。

なお、ご意見、ご質問などは、こちら(フォーム)から、お願いいたします。

※ご意見、ご質問の本文内に、「ゲームプログラマーになるには?(その2)」について
と、記入いただくとうれしいです。

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ではまた。


















このブログ記事について

このページは、ブログ管理者が2011年8月24日 09:48に書いたブログ記事です。

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