2008年9月アーカイブ

資料本の紹介

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大草原の小さな暮らし―LITTLE HOUSE

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アメリカ開拓時代の生活を紹介した本です。
カラー写真が豊富で、特に道具類がたくさん載っているのがツボ。

この本を見ると、道具って格好いいなあと感じるはず。

この時代というか、世界中の農村風景に共通している事は、手づくり感だと思う。
鉄の道具も、機械ではなくて、人間の手の力の範囲で作られる。
だから、まっすぐな線はほとんどなく、丸っこくて愛嬌がある。
使い続けて出来た、錆やへこみに味があると思う。

最近、自分の生活でも、道具は本物を使いたいと思ってて、
包丁や鍋、ガラスジャーやお釜も、「一生モノ」にしたくて、いいものを探します。

家にある物が、すべて思い入れのある物。
これは豊かな生活、人生だと思う。

現在、家にある物はかなりの割合で気に入った物になっているけど、
電気製品はいいのが無いのであんまり家に置きたくない。

薪小屋ほぼ完成

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週末は雨が続きそうなので、ちょっともったいないけど4連休に。
このスキに屋根を全部張れば、家の拡張はひと段落だ。

 

垂木にけがきをする
屋根は、面倒なのでホームセンターで買った板を横に重ねて貼ることにした。
本当なら、木の繊維にそった方向に雨が流れるようにした方がいいと思う。
でも、数年持てばいいのでこれで。

板を貼るために、目印をつけておく。DSC00220.JPG

 

どんどん貼る
板を目印にあわせて置き、ドリルドライバーで穴を開けてネジをうつ。
この日は雨が降ったりやんだりで、やんでいるうちに板を貼る。
雨が降ってくると家に避難し、寝転んで休息。
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翌日、全部張り終える
雨のせいで木が柔らかくなってやりやすい。
次は、板のつなぎ目に小さな板を貼り、雨が漏らないようにする。
これはまた来週。
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木が足りなくなり、一部残したままになる。

 

来週までは雨が降らないようなので、このままで大丈夫そう。
とりあえず、家のまわりに積んでおいた薪を収納してみる。

家の中の薪も出して、すっきり。

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後は、放置してある丸太を全部持ってきて、ここに積めばok。
数年分の燃料になるでしょう。
堅くていい木ばっかりなので、火持ちもよさそう。

薪小屋の途中経過

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そろそろ夏の暑さもおさまり、色々な作業が出来そうな感じになってきた。
今、最も燃えなければならないのは薪小屋作り。
すでに業者の仕事は終わり、本体は完成しました。

これから自分で塗装し、屋根板を買ってきて張らなければいけない。
しかし、計算してみたところ板が100枚近く必要な事が分かり、萎える。

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仕方なく塗装
すでに黒いカビがぽつぽつ出てきた柱があるので、塗装しないといかん。
曇りの日に、家を塗った塗料で一気に塗装にかかる。

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表面がざらざらした木は、塗料がどんどん吸い込まれるので困る!
家全体がもう一回塗れる分量があったのに、小屋の柱だけで終わっちゃうことに。

 

食い物に逃げる
この連休は、各地で秋のお祭りが開催されています。
当然、見にも行かないわけですが、いろいろドミノ倒しのようにおすそ分けがまわってきます。
サザエとイセエビ。


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また、隣からはナスとピーマンとオクラとキャベツ。
おかずがナスばっかり5連発の様子は、またそのうちにここで書きましょう。

 


塗装終了
丸二日かかり、塗装は終了。
小屋は、枠と屋根だけで、薪を積んで壁とします。
ヘタに壁を張ると、突風が来た時に小屋が飛んでしまうため。
だから、基礎はけっこう深くコンクリートを埋めています。
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屋根板入手
会社の人が来てくれ、軽トラで屋根用板を運んでもらった。
すごーくありがたかったので、魚以外にも何か食材を買おうと思ったら、
現金が無く、立て替えてもらう事に。
来た人は何の得もありませんでした。

資料本の紹介

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英国式田舎のつくり方 (タツミムック) (大型本)

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ゲームを作るにあたって、資料はたくさん必要になります。
この本は8年くらい前、田舎暮らしという物は何なのかを知るために買ったものです。
ひつじ村を作るために買った一番初めの本、というよりも、この本からひつじ村になったという感じです。

ぐっときた項目をあげると、

実のなる生垣
背の低い木を根本で折り曲げて斜めに立て、柵のように立てた棒に縛っていく。
こうすると、根本から隙間のない生垣ができる。
生きている木なので、葉っぱがつくし、木の実もつく。
動物の餌になるし、安息所にもなるというもの。


家畜のローテーションによる、牧草の利用
家畜によって、好む草の長さが違う。
馬→牛→羊→ガチョウの順番で放牧すると、一つの牧草地で順々に草を食べさせられるというもの。

この2つの要素は、ゲーム中では再現していません。


この本とゲームを見比べれば、ゲームに再現できた事、出来なかった事がよく分かると思います。
PS2版では出来なかった事が、ひつじ村DSでは結構できています。
インディアンランナーというアヒルを知ったのも、この本です。

この本を読んで感じたのは、「近代的集約農業」よりも、「粗放的、手づくり農業」の方がいいな、という事です。
もちろん、近代的な集約農業は必要だけど、それはプロがやればいいと思います。
現在はなかなか手に入らない本だけど、もし手に入れば、きっと宝物になると思います。

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