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ゲームプランナー

――現在担当している業務を教えてください

【許田】私は入社してから主に受託開発の企画を担当していたのですが、最近は自社のカジュアルゲームやコンシューマの新規タイトルも担当しています。
 仕事の割合としては自社の企画をメインでやりながら、受託先から依頼された案件の見積り依頼などが入ってくるイメージです。
 プランナーといっても仕様書の作成や進捗管理もしますので、プログラムやデザイン以外の「なんでも屋」という感じでしょうか。

【長谷川】私はスマートフォンゲームの運営受託で企画を担当しています。
 具体的な内容としてはイベントやキャンペーンの立案からSNSなどで告知する書面の作成、お客様からの問い合わせにも対応します。
 運営業務が中心ですが、新規タイトルに関わることもありますので、私も「なんでも屋」に近い気がします。

――入社したきっかけは

【許田】地元の専門学校に通っていた時に系列の東京校で「就活プレゼン」なる行事があって、ゲーム会社の担当者が集まる前で企画をプレゼンしたのですが、そこに来場していた採用担当者から名刺をもらいました。現在所属している部門の部門長も一緒にいましたね。その時は名刺をもらっただけで特に何もなかったのですが、就職活動を始めてから、もらった名刺を頼りに応募しました。

――他にはどんな就職活動をしていましたか

【許田】特に他の行事に参加したということはなく、名刺をもらった企業を中心に直接応募していました。
 当初は関西の企業に就職希望だったのですが、その行事をきっかけに関東の企業にも応募するようになりました。

――応募してから採用までのことを聞かせてください

【許田】既に配属先の部門長や採用担当者と話をしていたこともあって、私の場合は書類審査が通った後、すぐに社長面接でした。
 その時に社長から私が柔道をやっていることを聞かれ、得意技など、ずっと柔道の話をしていました。社長が柔道家なので質問されたのだと思いますが、面白い面接だったな、という印象です。

――プランナーについての質問はなかったのですか

【許田】企画書を仕上げるのにどれぐらい時間をかけるかなど聞かれましたが、ほとんど柔道の話でした(笑)

――合格して採用通知が届いたときは

【許田】飛び上がって喜びました。受け取って10分もしないうちに「いきます!」と返事を書いていました。
 他にも応募していたのですが、サクセスで働きたかったので条件反射的に手が動いていましたね。

――では、長谷川さんにも伺います

【長谷川】ゲーム会社に就職したいと考えてはいたのですが全くの未経験で…。しかも理系の学生だったので、始めはプログラマーを目指そうと考えていました。
 そう考えていた頃にプログラマー志望の学生が集まる座談会に参加したのですが、そこで採用担当者と出会ったのが入社のきっかけです。
 いずれプログラマーからプランナーに転向したいと考えていたのですが、そのことを相談したところ、インターンとして誘っていただきました。
 他のゲーム会社の説明会にも参加したのですが、その座談会でのことを一期一会と感じ、そのまま入社しました。

――未経験での入社にためらいはなかったですか

【長谷川】もちろんありました。未経験ということで勝手に引け目を感じて、専門学校に通っている人たちには敵わないと考えていました。
 院生だったため学校も最後まで忙しく、就活にも時間を掛けられなかったのですが、インターンとして通う間に企画書の書き方も教わることができ、ためらいはなくなりました。

――入社してからどのような社会人生活を過ごしていますか

【許田】フレックスタイム制で定められているコアタイム(※)前に出社して午前中の業務を始めます。昼休みは少し休むか同僚とゲームをして過ごします。コアタイム明けの15分休憩も同僚とゲームですね(笑)。
 コアタイム開始直前の出社が多いので、20時ぐらいまで仕事して帰宅します。仕事が詰まっているときはそれより早く出社して遅くまで仕事していることもありますが普段はそんな感じですね。
(※)コアタイム11:00~15:45

――プランナーは常に一人で仕事をしているのですか

【許田】そんなことはないですね。受託開発の場合は担当者との打ち合わせもありますし、定例会議への出席、チーム内調整など、他の社員と一緒に仕事をすることも多いです。

――仕事以外の時間や週末はどのように過ごしていますか

【許田】平日は家に帰ったら寝るまでゲームです。どんなに忙しくてもゲームをプレイする時間は作ります!
 週末は企画の参考になりそうな映画を観に行ったり、展示会に行ったりすることが多いです。会社の福利厚生に(※)エンタメ補助があるので、活用しながら外出することが多いですね。

(※)映画鑑賞などの費用について一定額を補助する制度

――続いて長谷川さんにも伺います

【長谷川】私の場合は出社してまずメールやチャットツールの未読を確認します。今は3つのプロジェクトに関わっていて、同時に複数の業務が進んでいるので、今日やることを書き出してから一つずつ処理します。
 実は家がすごく遠くて、通勤に片道2時間ほどかかります。

――片道2時間?! 朝は何時ごろ出社しているのですか

【長谷川】朝は9時半に出社しています。
 私にはちょっとしたポリシーがあって…朝は9時半に来て、定時(18時半)で上がるために頑張る!というのがあります。

【許田】え!?スゴイ!!私と全然違う…

【長谷川】家が遠い分、1時間でも残業してしまうと次の日に響いてしまうので、通勤2時間を乗り越えて働くという意味では「限られた時間で効率良く働く」というのがポリシーです。
 朝、その日の仕事を書き出すときも8時間で全部割り振ります。この仕事は何時から何時までやって、今日は会議があるからその後にこの業務を…そして最後に、帰りに乗る電車の時間まで決めています。

――許田さんとは真逆の一日ですね!

【許田】私なんてその日の気分次第で…

【長谷川】往復4時間なので、そういう風にタイムマネジメントしないと一日を効率的に過ごせないですよね。

――当社でも在宅勤務制度が整備されていますが…

【長谷川】まだまだ先輩方に頼ることもありますし、「仲間と一緒に仕事をしたい!」という想いが強いです。
 先輩や同僚に恵まれたのでそう思うのかもしれませんが、チャットやメールではうまく伝わらないことも多いですし、面と向かって話をしたいです。
 コロナ禍を経て会議も大幅に減り、伝達ミスもありました。特に私が関わっている運営業務は一人で対応する業務ではないので、そういう意味でも在宅ではやりにくいと感じ、出社して勤務することを原則としました。

――片道2時間の通勤時間の中で仕事以外の時間の過ごし方は

【長谷川】楽団に所属して吹奏楽をやっているので、練習日はコアタイム明けに退社して参加しています。その分、フレックスタイム制を活用して他の日で業務を調整すれば、その名の通りフレキシブルに勤務できるので、この制度はありがたいです。

――社会人になってから変わった点についても教えてください

【長谷川】時間の使い方が一変しました。
 学生時代は自由な時間が多かったので、好きな時に好きなことをする自分中心の生活で、昼夜も逆転していました。
 社会人になってからは1日の大半が仕事なので、仕事以外の限られた時間でプライベートをどうやって充実させるか考えるようになりました。

――仕事をする上で心掛けている事を教えてください

【許田】行動指針にもあるように、積極的にコミュニケーションをとることです。
 学生時代、飲食店でアルバイトをしていたのですが、その飲食店ではキッチン側とホール側のコミュニケーションがとても大事で、仕事以外の時間でもコミュニケーションをとることを心がけていました。
 ですので、私も「面と向かって話をする」ということには同感ですね。

――ツールは便利ですが意図が伝わらない事も多いですよね

【許田】そうですね。先輩からも「重要なことは直接話をして伝えるように」と教わりました。

――他に心がけていることはありますか

【許田】例えば納品物を提出するときに納期の間際に提出するのではなく、余裕をもって提出することで改善の余地ができ、気づくことも多くなります。より良いものにするために時間に余裕を持つということを意識しています。

――長谷川さんにも伺います

【長谷川】同じく行動指針に沿いますが、私が大事にしているのは「拙速」ですね。
 仕様を書くにしても、告知を書くにしても、完成系がないので仕事に終わりはないと考えています。
 悩んで時間をかけて100%に近いものを出すよりも7、80%程度と思えるものでも出していった方が作業の効率は格段に上がると思います。
 運営業務は基本的にチームで取り組むので「他のメンバーと力を合わせて100%に近づける」そんな意識が大事だと思います。
 もう一つは作業管理を徹底するということです。運営業務は基本的に期日が限られた業務が多いので、作業が抜け落ちると大きな影響があります。特に運営受託は受託先からお預かりしている立場なので作業管理だけは怠らないようにしています。グループウェアやToDoリストなど、ツールを目一杯活用しています。

――サクセスの制度について

【許田】福利厚生の一つに書籍補助があるのですが、月5,000円まで会社が補助してくれるので毎月利用しています。
 それまで情報を得るのはネットが中心だったのですが、補助がきっかけで企画の参考となる書籍を多く買うようになりました。
 例えば画集ですが、好きなように画集をめくりながら眺めていると企画のイメージが湧いてきます。画集はどれも高くて学生時代は買うのも思い切りが必要だったのですが、補助のおかげでためらわずに買えます(笑)。
 社内で企画募集があったら、そのテーマに沿った画集や小説を買って企画のイメージを膨らましていますね。

【許田】もう一つ、プランナーにとってありがたいのはエンタメ補助ですね!美術鑑賞などにも利用できるのですが、私は映画が好きなので映画鑑賞でこの制度を利用することが多いです。外に出るきっかけにもなるので家にこもってばかりいるゲーマーにはありがたい制度ですね(笑)。

【長谷川】本が好きなので、私も書籍補助は毎月利用しています。入社するまでは好きなジャンルの本ばかり買っていたのですが、補助を利用して今まで興味がなかったジャンルの本を買うようになり、興味の幅が広がったのはこの制度のおかげだと思います。

――プランナーを目指している方へのメッセージを

【許田】企画する時に、周りから「ここは○○に近いのかな?」とか「これには○○の要素が入っている?」などと聞かれることが多く、受託開発の話をするときも「○○に近いイメージ」といった感じで打ち合わせすることが多いので、自分が気に入っているゲームだけではなく、最低でもヒット作はプレイしておいた方がよいと思います。
 他にもプランナーは自分の意思をしっかりと伝えられることが大事だと思います。例えば企画書も最初のページで「このゲームではコレをやりたいです!」ということを書いておかないと読む方も「この企画書は何を伝えたいのかわからない」ということになりますよね。「どうやったら伝わるか?」ということを常に意識して企画書を書く癖をつけた方がよいと思います。

――他には

【許田】就活をする時のテクニックという訳でもないのですが、プランナーで応募するときは一緒に企画書を提出することが多いので、そのたびに企画書を準備するのは手間で時間もかかります。そこで私はウェブサービスを使って企画書をストックしていました。そこにストックしておけば応募の際にそのウェブアドレスを伝えるだけでよいので便利でした。

【長谷川】プランナーはプログラマーやデザイナーと違って未経験でも始められる仕事だと思うので、その分、得意・不得意に関係なくどんなことも貪欲に学び続けることが大事だと思います。
 知識や経験が無くてもやる気があれば色々とチャレンジできる環境が整っているので、ものづくりに対して情熱のある方に向いている会社だと思います。

――最後にひとこと

【許田】今はベテランと入社2、3年の新人が多くて中堅社員が少ない印象です。気軽に相談できる先輩に成長したいと考えていますので、私たちと一緒に新しいゲームを作りましょう!

【長谷川】若手のプランナーがまだまだ少ないので、是非、一緒に働きましょう。女性プランナーは特に少数派なので、女性プランナーが増えると心強いです!

――ありがとうございました

※本インタビューの内容は収録当時のものです。社内制度などは変更となっている場合があります。