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中2の春、俺、高坂隆景と妹の舞子は、交通事故で両親を失った。 2歳年下の妹、舞子とともに、慌ただしく田舎の親戚の家に引き取られ、俺が高校を卒業するまでの5年間、ふたりは一緒にそこで暮らした。 大学進学のため、俺だけが先んじて東京へと戻ってきたのは、今からちょうど2年前のこと。そしてあの時と同じ、桜が舞う季節がやってくる……。 俺と同じ大学に通うために、舞子が上京してきた。 悪友の省吾、麻由美らを含めた4人にまた昔のような平凡な日常が始まったかのように見えた。 相変わらず体が弱い舞子をかばいながら、彼女が大学生活を楽しめるように心を砕く俺にも新しい出会いが訪れる。 いきなり絵のモデルを頼んでくる優夏。 大学近くの神社の巫女・彩女。 不思議な行動が目に留まった奈穂。 行動的な智里。 そして、どうも以前と違う関係になってきた幼なじみ麻由美と、2年ぶりに一つ屋根の下で暮らす血のつながらない妹・舞子。 大学のキャンパスでは、時に恋、勉強、将来のことや、人間関係などの悩みごとが俺にもちかけられたりもして……。 この春が終わるとき、俺は変わっているのだろうか。 それは、新しい恋のせい?それとも……。 この春は、きっといつもと違う春になる。 |
CV:永迫 舞 主人公、高坂隆景の妹。 この春、隆景と同じ大学に入学したばかりの18歳で、文学部の1年生。生後間もなく父親を亡くし、母親ひとりの手で育て上げられる。その後再婚した両親も事故で亡くしているため、親のいない寂しさには敏感。基本的におっとり構えているというか、のんびりしており、悪く言うと「トロい」。 小さい時から内気な性格で体が弱かったためか、本が好き。 母親に似て料理が得意。 |
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CV:浅野 るり 主人公とは幼稚園、小学校、そして中2の春に主人公が転校するまで、ずっと一緒の学校という腐れ縁。主人公とは隣の家で、部屋は目の前。サバサバした語り口で、とんでもなく気が強いが、ノッてくると最高に気が合い、異性を感じない友達としてここまでつきあってきている。 |
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CV:幸田 夏穂 繁華街で、主人公にいきなり絵のモデルを頼む美少女。 文学部2年で、美術部に属している。天真爛漫で明るく、童顔だがスタイルはいい?。ミニのワンピースにニーソックス、ベレー帽というお洒落な出で立ち。初めて会った時から、どこかで見たような気がしてならない不思議な印象がある。 料理は下手。 |
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CV:小暮 英麻 大学の近くにある高原黒沢神社の巫女。 高校生くらいに見える黒髪の美少女だが、年齢に合わない大人びて上品な語り口をする。冷たい印象を受けるほどそっけないこともあり、常に秘密めいている。昔の生活習慣に詳しかったりして、今時の若い女の子にない不思議な魅力を持っている。 |
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CV:長谷川 智子 実は大企業の令嬢だが、そのことはあまり人に話したがらない。主人公たちが通う普通の大学の4年生でもある。ピアノが大変うまく、ショパンが大好き。育ちのためか、おっとりして素直な性格。人見知りが激しく、質問されると返答までに時間がかかり、首振りと頷きですませてしまうことも。 |
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CV:? 街中で出会った高校生の女の子。 フリル付きのスカートに大きなリボンとなかなか派手なファッション。はきはきとして、自分の意見を持っているしっかりした少女。恋愛の相談のために、たびたび主人公の学校に会いに来る。 占いに興味がある。 |
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そこそこのレベルの私大理工学部3年生。20歳。 中2の春、交通事故で両親を失う。 妹の舞子と共に田舎の親戚に引き取られ、高校を卒業するまでの5年間、そこで過ごした。大学入学と共に単身上京し、親の遺産となった元の家で暮らしている。中高生の頃、占いに凝っていた。高校の時に1つ年上の篠原美冬という女子と付き合っていたが、自然消滅。 |
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