ひつじ村シリーズ第１作目。森を切り開き、畑にすきを入れ、作物の種をまく。イノシシを飼い、冬前にさばいてハムやベーコンを作る。羊毛は洗ってからカーディングし、スピンドルで毛糸にする。そんな開拓時代の生活をゲームで体験することで、人生の中の苦労や喜びを少しでも味わってほしいといった企画者の思いからこのゲームは誕生しました。

作物や動物を育てるといった基本的な流れはそのまま、村人と会話したり結婚したりといった新たなシステムが加わりました。この村では、結婚するのに、男なら羊を、女なら羊毛のベッドカバーを相手の家に贈らなければならず美形ほど数が多く必要…。お目当てのあの人と結婚するために苦労した方もきっと多くいるはず。

『ようこそひつじ村ポータブル』では基本的な要素は『ようこそひつじ村』のまま、動物や作物の種類の増加にくわえ、牧場に村人がやってきたり、スクリーンショットが撮影できたり、貯蔵庫が登場したりといった追加要素が盛り込まれました。

PCでも携帯でも同じように遊べる完全データ連動が最大の特徴であるこのゲーム。ソーシャルゲームらしく、友達のまきばに遊びに行ったり、プレゼントを贈ったりすることが、まきばの発展にも大きく影響しました。

仲間と交流をしながら牧場を発展させていくといった要素はそのまま、常にそばに居てアドバイスをくれる“しゃべるアヒル”ブラミーと一緒に、作物や動物を育てながら、まきばを発展させていこうというゲーム。説明の通り本当に常にそばに居るので、ブラミーを柵で閉じ込めたりした記憶がある方も……？

今度の舞台はとある島。作物や家畜を育てるといった要素はそのまま、世界を海まで広げました。これに伴い、海の生き物やエクステリアも多数登場。さらに近くの島へ”おとも”動物と探検に出かけたり、プレイヤーでチームを組んで戦ったりといったレイドボス要素も加わりました。